2014年04月26日

¥山川の釣行記に関して

 今年に入って、ものの弾みから¥山川流域を訪れる事となったものの、我が釣行編にこの流域の釣行記を掲載するにあたり、ちょっとした不安がありました。
 この流域はネットを見受ける限り、鮎に関する情報はそこそこ見受けますが、渓魚にかかわる情報は極めて少ない事です。
 これまでは約30年程訪れた事が無いのを良い事に、所々で回想を実名で公開して来た経緯がありますが、いざ釣ってみて掲載するとなれば今まで通りの方針で河川名称やポイントを事細かく書き記すと、ここをホームとされる方々にそれなりに迷惑が掛るのではないか?と言う懸念が大きく圧し掛かって来た事です。
 そしてこの度、ここに示した経緯により・・・
 この¥山川流域の釣行記に関しては、これまで2回の釣行で訪れた支流を除き、その他の支流に関しては実名を伏せる決心を致しましたので、皆様のご理解を賜りたいと考えます。
 よろしくご了承頂きたく、重ねてお願い申し上げます。


 そもそも私がネットにサイトを公開する様になった目的は色々と世間様から頂いた情報に対する私なりの御恩返しで、「私が知り得ているちっぽけな情報でもお役に立てば・・」と言う自己満足に他なりません。
 当然、ちっぽけな情報であるが故、この釣りを始めて2年も経てば何処彼処からもたらされる情報であることは承知していて、永年この釣りを嗜んでこられた方々や、集中的に経験を積まれたエキスパートの方々からすれば、苦笑に値する内容であったと察します。
 それでもこの釣りを始められる方に対して・・・「少しでもお役に立てれば幸い」と言う思いで様々な記事を掲載してきたつもりで居り、時に「このサイトがキッカケで渓流フライフィッシングを始める事になりました。」と言うメールを頂戴する度に、心より「良かった」と感じながら今までやって参りました。
 ところがこれがフライフィッシングの領域に特化している部分では全く問題が無かったと察しますが、渓流釣りの領域に抵触する部分(特に釣り場の情報)になれば、やはり一般的に情報が秘匿性を帯びて公開されている事実がある事に少々気遣いが必要と考えておりました。
 私自身の価値観では【全てを開けっ広げに差し出して皆様で分かち合って頂ければこれ幸い】と考えておりますが、その様な価値観が通用しない文化に育まれてきたのが【渓流釣り】で、未だにこれらは根強いと見受けております。
 しかし、この閉鎖的な文化は意外にも閉塞的でなく、刻々と変化している状況をコツコツと積上げて整理する努力をなされている方々も居られ、一概に否定的に扱うことも許されたものではなく、尊重を持って事にあたるのが重要とも考えております。

 一体、我がサイトはどれだけのこの辺りの影響力を有しているのか?
 開始した当初は10人/日程度の訪問者数であり、全く影響等は気にして居らず、これは先々も同様に気にする程のサイトではないと考えておりました。
 ところが50人/日の訪問者数と100件を越えるアクセス数がコンスタントに出てくる段階になると、少々上述した気遣いが心配される様になって来ました。
 例えば2011年に千代川流域で釣れた欧州鱒をそのままの実名で掲載するのも不味いか?と考え「茶ワナ」として紹介させて頂きましたが、翌年には「茶ワナ 千代川」で検索すると我がサイト以外の釣行記もヒットして来て少々驚かされた事実があります。
 (少なくともこの【茶ワナ】と言う造語がこの短期間で同じ流域の魚に対してごく自然に連想されるとは思えません。)
 今現在、我がサイトのアクセス数は300件/日がコンスタントに叩出され、訪問者数は100人/日が日々カウントされております。
 特にハイシーズンの釣行編ブログだけを見ると多い日は300人/日が叩出される時も在ります。
 北近畿地区限定で渓流フライフィッシングを稚拙な週末アングラーが紹介しているに過ぎないサイトですが、このアクセス数や訪問者数が多いのか少ないのかは素人の私では知る由も無く、この辺りを熟知される方に「少ないので気にする必要は無いのでは?」と言って頂ければホッとする部分もあります。
 私としては気に入って頂いた方にお読み頂き、それでちっぽけな情報の収穫を感じて頂ければ充分で、ひとつの釣り場で釣荒をもたらす様な情報公開には至ってほしくないと願ってます。
 しかし、岸田川上流域の荒廃や天増川でのフライフィッシャーの増加等は我がサイトの影響が少しはある様な気もしますし、良い意味でも悪い意味でも影響有と唱える方々からメールを頂戴したのも事実です。

 この様な状況に置いて冒頭に示す本題の¥山川流域の釣行記公開に際しては、非常に気遣いを要したものでした。
  ・これまで通り、この釣りを始められる方に対して、少しでもお役に立てればと支流群を実名公開で踏み切るか?
  ・この流域をホームとし刻々と変化している状況をコツコツと積上げて整理する努力をなされている方々の想いを尊重するか?
 これは前者の期待に応えると後者の想いを踏みにじり、後者の想いを尊重すれば前者の期待を裏切ることにもなり得ます。
 これも他愛無い葛藤であると思いますが、この様な気遣いがあって我がサイトも継続できている気もしてます。
 当然これが美山の佐々里や愛知川の君ヶ畑、安曇川の木戸口、朽木の麻生川辺りであれば、どなたもが知り得る渓流繁華街であり、我がサイトが実名で公開しようがしまいが、その渓の諸事情に影響するとは全く考えておりません。
 しかし、今回だけは余りにも情報量が少なく、先発で昨年から通い出した釣り仲間も「釣り人をあまりお見掛けしない」とのことでしたので、やはり前述の気遣いに踏ん切りがつかない状況でした。

 そこでこの度¥山川流域に繰り出すに際して、私なりに二つの気遣いで世間様の様子を伺うこととしました。
  @まずは漁協さんも紹介している支流群の調査から取り掛かり、そこの釣行記事を掲載して様子(反響)を伺う事。
  Aまずは検索サイトからダイレクトで検索できず、それなりに読み込む事で支流の河川名が知れる工夫を施すこと。
 この様に配慮すれば既に我がサイトをご覧の方々のみに¥山川流域に繰り出した事が知れ、且つこの流域に興味をもたれる方々が居られるのか否かが計り知れるのではないか?と考えた次第です。
 本当は【真っ先に出向いて行きたい所】もありましたが、まずは@により漁協さんのパンフや公式サイトにも紹介されている支流から取り掛かったのも前述した理由によるものです。
 そしてAによりこの流域が¥山川となり、出向いた場所も糸胃渓谷、田事川、与符℃川、紙小旗川に差中川等・・・の当て字で表記してきました。
 正直、これで何の反応も無ければ、この先もこの方針で通して行く予定でおりました。
 結果はコメントこそ従来より親しくさせて頂いている方から丁寧なご挨拶を頂戴したでけで留まりましたが、5通のメールを頂戴しました。
 1通は未だこの流域に踏みいれておられず、新しいポイント紹介を期待していると言う内容で、従来の私の実名公開を期待するものでした。
 残りの4通は永年この流域で釣りをなされている方々です。
 やはり、このサイトをご覧の方々の中に、この流域をホームとされる方が居られたと言う事になり、【二つの気遣いで世間様の様子を伺うこと】は間違って無かったと考えております。
 ところが・・・この4通のメールですが、これが見事にご意見が二分する結果となっております。
 一つは[漸く重い腰を上げたのか!][アンタが釣ったらどうなるのかが知りたい!][いつもの様に遠慮なく実名公開を期待する!]と言う激励派の方々が居られた一方で、二つ目は[このサイトはちょくちょく見ていた][¥山川の記事を見て驚いてメールした次第][アンタが釣行記を公開すると釣り人が集中して釣荒が懸念される。][お願いだから釣行記を掲載しないでほしい!]と言う慎重派の方々です。
 どちらか一方に偏れば、前述した他愛無い葛藤も解決されたと考えますが、二分した結果となればこれまた困ったものです。
 しかし、そろそろこの他愛無い葛藤も決心しなければなりません。
 現在、4月25日午後11:48分・・・・
 明日(4月26日)は前述した【真っ先に出向いて行きたい所】に向かうつもりです。

 そこで、この¥山川流域の釣行記に関しては以下に示す方向で記載して参る決心を致しました。

<以前からの実名記載を期待される方々に対して>
 誠に申し訳ないですが、これまでの2回で記載した支流に関しては同等の表現を用いますが、それ以外の支流に関しては詳細を記さない事にします。
 場所を伏せる事と引き換えに、ご参考になるか否かは別として、これまで以上に私自身の釣りの組立や道具の扱い、毛鉤に関わる所などに軸足を移行して内容充実を図りたいと考えます。
 どこのどの辺りで竿出ししているかも解らない記事ではご不満も多く、読むに値しない事とは存じますが、何卒ご了承頂きたくお願い致します。
 また、この釣りを始められて間もない状況で釣り場をお探しの方々には誠に申し訳ないですが、これまでに実名にて公開してきた場所をご参考にして頂ければ幸甚です。
 察するに私の釣果がこの流域で飛躍的に伸びるとは考えておりません。
 所詮は北近畿地方の渓である以上、初陣暫くは似たり寄ったりと考えます。

<この度メールを頂戴した激励派、または同じ想いの方々に対して>
 誠に申し訳ないですが、上述した通り支流の実名記載は控えさせて頂くこととしました。
 但し、ほぼ初陣に近い状況の私が偶々でも皆さんが知り得ぬホットスポットを容易に引き当てるとは考えにくく、釣行記に掲載された写真をご覧頂ければ、殆どの場合、竿出しした所は特定頂けると考えます。
 誠に釈然としない公開となり申し訳けございませんが、よろしくご了承願います。

<この度メールを頂戴した慎重派、または同じ想いの方々に対して>
 やはり皆様の想いを踏みにじる形でこの流域に対して後発となる私の身勝手な言動がご迷惑をお掛けするのも本望ではなく、上述に示す表記と致します。
 それ以前に我がサイトで書き記した内容にて、この渓の渓流釣事情に直接影響する事態は避けたいと考えております。
 但し、釣行記そのものを非掲載とすることは、我がサイトを閉鎖させるに等しい事となりますので、¥山川流域として公開して行く事に置いては、間接的に多少の影響が出るやもしれませんが、何卒寛容にご容赦頂きたくお願い申し上げます。

 ・・・と言うことで、漸く決心がつきました。
 これでこの¥山川流域も晴れて好きな場所に出向いて行けます。
 明日はまず足繁く通った渓に想いを馳せて、期待に胸を膨らませております。
 「(偉そうな事言ぅて、玉砕して帰って来るんとちゃぅ)・・って、もぉ〜日ぃ〜変わってるし!・・今日やし!早よぉ寝なぁ、ぶっ倒れるし!」
 まぁ、今シーズンが終了してみないと分かりませんが・・・
 結果的にはこの流域をホームとされる方々が・・・
 「大して釣れてへんやん!(苦笑)あほくさ・・・」
 この様な結末になることも大いに予想されますので、その時は色々とご教示頂きたいと願います。
 皆々様、今後とも我がサイト【毛鉤を巻いて川に行く】をよろしくお願い申し上げます。

                           以上

 (明日は釣りじゃぁ〜・・・早よぉ寝よぉ!)
posted by bacoon at 00:31| Comment(0) | 川(釣り場)について | 更新情報をチェックする
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