2016年02月28日

今シーズンの開幕を控えて・・・

 昨年の晩秋に釣行記を掲載して以来、なにもかもほったらかしで年末を迎え、年が明けても新年のご挨拶もせず、瞬く間に2月も終盤で今シーズンの開幕を迎える頃となってしまぃ・・・
 (皆さん如何お過ごしでしょうか?)・・・と申し上げても、そもそもココをお読みの方が居られるか否かも微妙な程の・ほったらかし・で申し訳ありません。
 さて、私の方はと言いますと・・仕事が多忙を極めているのはいつもの事ですが、その合間にこの釣り(私のFF)に関して色々と想いを巡らしております。
 想えば好き放題にやらかしてきて、気付くと30年以上の月日が経ってしまい、振り返って見ると随分と散らかしたままで放置している事柄が多過ぎると反省したりもしてます。



 駆け出しの頃は2本のロッドと一着のベストから始まり、それこそ教本に従事して準備した一つの【引き出し】に俄か仕立のノウハウを入れて、ただ我武者羅に渓を駆け巡っていた事を思い出します。

↑最古参の2本のロッドに、一着のベスト・・・全て私の中では殿堂入りの道具であり、使われないけど手放せないと言う代物になっている。ただ我武者羅にこの2本のロッドで渓を駆け巡っていた頃は、この釣りの右も左も解らぬ状況だったが、それはそれで無我夢中で面白かった。
 そしてこの30年間、ヘタはヘタなりに【引き出し】はそこそこ増えたのも事実です。
 ただヘタ糞のアガキである為、増えた【引き出し】以上に広げっぱなしの【風呂敷】が散乱している状況でもあります。
 こんな散乱状態であっても・・・
 もし、今現在で私が所持するこの釣りの全てを、駆け出しの頃の私に託す事が出来れば、それはそれは多くの無駄を省いて夢の様な楽しいひと時を味わう事と察します。
 しかし、その反面で【風呂敷】を広げ、【引き出し】を増やす喜びが得られない・つまらん・釣り人生になるとも思えてきます。
 そう思えて来ると、この【風呂敷】を広げて【引き出し】を増やす事こそ、この釣りの醍醐味であるのかもしれません。
 次々と【風呂敷】を広げて【引き出し】を増やす過程で増え続けた道具類やフライパターン・・・
 そして釣り場を前に、手にした道具やフライに支配され続けてきた釣りのスタイル・・・・
 それはそれで、新しい発見にワクワクしながら楽しい時間を過ごして参りましたが、結局は増え続ける選択肢から毎回ひとつをピックアップするスタイルである以上、何処まで掘り下げても妥協する所は消し去れず、広げる【風呂敷】は小さく重なり合う形となって散らかって行く一方です。
 私も最早、五十路の半ばを過ぎ、あと数年で還暦を迎える所に来てしまいました。
 老眼が進み、足腰もめっぽう弱くなり、駆け出しの頃の様な我武者羅な姿勢は懐かしい記憶にしか残りません。
 変わって昨今は渓で釣りを始めると、その日の状況が概ね想像されて来て、大きく選択肢を誤らない限り、想像通りの結果から逸脱することは少なくなって来ました。
 結果として、序盤とも言える駆け出しの頃の様な新鮮さもなく、あれこれと試行錯誤を繰り返してきた中盤のワクワク感も、年々湧き起らなくなってきてます。
 その様に考えてみると・・・
 私のこの釣りもそろそろ終盤を迎えた様な気がしてます。
 そうなると、駆け出しの頃に丸一日掛けて渓を力任せに釣り歩いた充実感を、ホンの小一時間で得られる様に工夫したい・・・
 そんな想いが胸中を駆け巡る様になって来ました。

↑メタボが解消され、着ることが可能となったFoxfireのベスト・・・昨年、手に入れたカムパネラさんのクラッシック・ライト 7’3”#3に追加でお願いした7’8”#4、いつか何処かにお願いして自身の拘りを全て取り入れたロッドを作りたい・・・と考えていたところ、グリップの大きさを標準から変更するだけで実現できた。おそらく小渓流の釣りはこの2本に集約していく様な気がする。
 加齢と共に、私が渓に立てなくなる時は確実に訪れます。
 そこに至るまでの終盤は・・・・どうするのか?
 そろそろ、散らかし続けた【風呂敷】や【引き出し】を片付けなければならない時期を迎えた様な気がしてます。
 広げっぱなしの【風呂敷】畳み、雑然とした【引き出し】を整理する事に、面白味を見いだせないか?
 こんな事を考えながらも、昨年は[河口堰で#8ダブハン振ってシーバスにトライする]・・と言う、【大風呂敷】を広げたままになってますので、我が性分に呆れている事も事実です。
 しかし、このまま散らかして終わるのは私の意に反するところで、このオフシーズンに色々と考えて参りました。
 そして今・・・漸く片付けて行く決心が付き、そこに面白味を見つけ様としています。
 終盤の釣りのスタイルや釣行範囲を想像し、道具類やフライパターンから片付けて行くつもりです。
 当然、一度に行うのは無理難題で段階的に実施して行く事となるでしょう・・・そこには道草食って無駄な事をする様な気もします。
 一方で昨年のシーバス・ハンティングの様に、重ならない【風呂敷】は広げるかもしれません。
 しかし、基本は集約方向にあり、まずは30年以上楽しんできた渓流フィッシングから集約させて行く考えでおります。
・散らかった【風呂敷】を一つ一つ畳み、拘りを持って集約させて行く。
・雑然とした【引き出し】を整理し、重軽を勘案して軽いものには施錠をし、未練の整理がつけば施錠したまま鍵を捨てる。
・上記を繰り返しながら終盤の釣りを、後悔せずその場その場で楽しめるスタイルへと集約させていく。
 おそらく、私が渓に立てなくなれば、自宅から歩いて行ける近所の川で小一時間オイカワと戯れる釣りが最後のスタイルかもしれません。
 その時は駆け出しの頃と同じ様に、2本のロッドと一着のベストに、最後に集約された一つの【引き出し】でこの釣りを終えたいと考えたりもします。
 2本のロッドと一着のベストに一つの【引き出し】・・・・・
 これで毎週末、渓を駆け巡った駆け出しの頃のフライフィッシング・・・
 これで気ままに小一時間、散歩気分で近所に出向く引き際を迎えたフライフィッシング・・・
 上手く片付けて、同じ様な充実感が得られる事を願って、今シーズンの釣りを開始する事としましょう・・・
 そう考えると、今までとは、少し違った準備になりそうです。
posted by bacoon at 22:47| Comment(5) | 日記・暇つぶし | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お久しぶりです。

今回の日記、感慨深く読ませていただきました。
僕の場合、やっとこさ9年目のFFで、それも年間に数えるほどの釣行回数です。
この釣行頻度であれば、死ぬまでに大変「数限りある」釣りになりそうです。

9年ほどの間、FFに関わって思うことは、この釣りは「奥が深すぎて普通の一生の時間では手に負えない」
と言うこと。

すると、僕の場合はすでに「整理」を始めておかねばならい、そんな気分です。
やりたいことは山ほどありますが、いやこれは手に負えないぞと。
いやいや、葛藤もあるのです。なんとかしてもっと釣りの頻度をあげようとか。

でもとりあえず、一度はもしかしたら命を落としていたかもしれない病気をした身。
とにかく一回一回の釣りを大切にしようと、改めて思いました。
Posted by 中尾友次郎 at 2016年03月02日 14:22
友次郎さん、こんばんは・・

ご無沙汰しております。
新しいサイトにされて、リンクを貼り直そうと考えてますが、なかなか時間がとれません。
本当に整理しないとダメなのは、このサイトと考えおり、どうせ更新するならオープンソースを用いて作り変えも有りか?・・・なんて考えるとどんどん時間だけが過ぎていきます。

>FFに関わって思うことは、この釣りは「奥が深すぎて普通の一生の時間では手に負えない」

全くその通りです。
この日記はそんな悶々とした想いに区切りをつけたくて書いてみました。
>一回一回の釣りを大切にしよう・・

これは最近ヒシヒシと感じてきてます。
結局は、「丸一日掛けて渓を力任せに釣り歩いた充実感を、ホンの小一時間で得られる様に工夫したい・・・」・・・と言うところなんでしょうが、なかなか上手くは行きません。
しかし、整理一辺倒ではこれまたつまらないので、新しい事にも深追いせずにカジって行ければと考えてます。
そうそう、以前にYujiroさんが書かれておられたLOOPのロッド・・・
ふとした事から手に入れましたが、あれ別世界です。(笑)
終盤に入った私の釣りの中で非常に新鮮味を感じてます。
また、色々ご教示ください。
Posted by bacoon at 2016年03月03日 23:14
>そうそう、以前にYujiroさんが書かれておられたLOOPのロッド・・・

おや、LOOPですか。あれはひと口には語れない性質を持っているかも。
あれが真価を発揮するのは、最小限の力でバットを曲げ込む投げ方が身についたとき・・
できたら専用ラインかそれに準じる物が良いですが、小さなアークでキャストが成立してしまいます。
低番手でも魚を寄せるパワーありです。
(ご参考までに)
Posted by 中尾友次郎 at 2016年03月05日 17:58
LOOPのロッドについて重要なことを思い出しました。

もしも、ロッドのブランクの表記で、使用ラインの「グラム表示」と「番数手表示」の両方があるタイプは、
「グラム表示」でラインを選択するのが吉です。もしも「番手数表示」でラインを選ぶときはLOOPのラインの中から、
指定番手のラインを選び、そしてLOOP外のラインを選ぶならロッドに表示される番手よりも「1段重いもの」を、です。
具体的にはロッドの表記が#2ならばLOOP外のラインでは#3を選びます。そうすると「グラム表示」と使うラインの
重さが一致しやすいです。

Posted by 中尾友次郎 at 2016年03月06日 16:22
友次郎さん、こんばんは・・

>ロッドの表記が#2ならばLOOP外のラインでは#3

やっぱりそうなんや!
最初は小細工の効きそうなティップアクションと見て中古屋さんで軽い気持ちで手にしました。
ロッドは#2表記でしたが、どう考えても#3のテョップアクション?・・・と言う感じの扱いでした。

>「グラム表示」でラインを選択するのが吉

そうそう、ロッドにある表記ですよね・・
これ何?・・という感じで試しにOH&D#2のグラム表示が一致するので試しに購入してみると・・・

>小さなアークでキャストが成立

私が別世界に感じたところはここです。
アンダーハンドキャスティングに凝るつもりはありませんが、ロールキャストピックアップでフォルスキャストなしにプレゼンテーションに入れるところ・・・
そしてラインが曲線的な動きからロスなく直線的な軌道?に移行できるところが目から鱗です。
何よりも魚を散らす原因となりかねないフォルスキャストを無くして行けるところやが大きなメリットと考えてます。
Posted by bacoon at 2016年03月07日 23:39
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